葬式後の準確定申告

お葬式が終わったあとには、喪主としては一段落入れたいところといえますが、この間は仏教にかかわる法事などは四十九日まではとりあえずなかったとしても、こんどは行政関係の手続きというものが入ってきますので、やはり忙しいことにかわりはありません。そのような手続きのなかでも、葬儀後できるだけはやく着手しておきたいのが、準確定申告とよばれるものです。亡くなった人が会社勤めのサラリーマンであった場合、所得税のような税金は、あらかじめ給与から会社の担当部署が差し引いて源泉徴収をしていますので、一見すると別に手続きなどは不要にみえるものです。しかし、この場合の税金というのは、逆に実際の法律にもとづく税額よりも多く引かれすぎている可能性がありますので、葬式後にあらためて精算をしなければならないわけです。もしも引かれすぎということがわかった場合には、本来は本人がすべき確定申告を、遺族が準確定申告というかたちで行うことによって、税金の還付を受けることができるのです。